栗のゆで方

秋です!食べ物が美味しい季節、中でも栗は格別です。栗好きでも、栗のゆで方がわからない!簡単にはできないから・・・と諦めている人も多いでしょう。

でも、これを読めば大丈夫です!あの簡単料理の代名詞、レンジでチン!でも圧力鍋でも栗が簡単に調理できちゃうんです。塩の量やちょっとした知恵で、さらに美味しくすることもできます。栗好きの皆さん、今年はチャレンジです。

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栗のゆで方、簡単にレンジでできちゃう!

わたしも栗好きの一人です。でも栗は、美味しいけれど、調理が面倒くさいと敬遠していました。秋になるとスーパーで見かける栗・・・見て見ぬふりをしていました。
そして、○○マロンなどという既製品のお菓子に手を出して、なんとか「栗食べたい欲」を満たしてきました。でも、今は違います!

そうです、簡単に調理できる方法を知っているからです!栗をおすそ分けでいただいてももう、ビビることはなくなりました。

栗を安売りしていたら、率先して買います。もっと早く知りたかった「栗の簡単なゆで方」、みなさんにお教えします。
栗のゆで方をなんとなく知っている人もいるかとおもいますが、栗は間違えると包丁でけがをしてしまったり、レンジで爆発させてしまう人もいますから、是非一読してくださいね。

レンジで調理できれば簡単なのに・・・ためしてみました!

銀杏をレンジで調理できるのを知っている人もいるかと思います。銀杏は茶封筒に入れて、はじけさせますが、栗は少し方法が違います。間違えると・・・爆発します!

これを読めば、爆発を防げるはずですから、必ず次のポイントを守ってください。



1.栗を一昼夜水にひたしておきます。あく抜き、虫抜き、皮を柔らかくするためです。

2.栗の鬼皮を包丁で切り取ってください。

ポイントは、切れ込みを入れるだけでなく少し切り落とすことです。どこに切れ込みを入れるかが大切になってきます。

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ここで、いきなりクイズです!
底、頭、側面に切れ込みを入れました。この中で一つだけ、爆発してしまったものがあります。どれでしょう?

栗の切込みの入れ方

正解は次の写真で・・・。

3.耐熱容器に並べ、電子レンジで加熱します。

ポイントは、重ねず、まんべんなく熱があたるようすることです。この時、水分を少し入れるようにします。しっとりします。

わたしは、平ら耐熱容器に栗を水平に並べ、水を5mmほどはりました。
ラップをして電子レンジ600ワットで3分間あたためます。
固いようなら、さらに1分ずつ加熱します。

加熱しすぎるとぼそぼそになってしまうことです。栗の大きさによりますので、様子を見ながら加熱していきます。

さあ、クイズの結果です。正解はこうなりました。

破裂した栗

電子レンジでは、熱気の通り道が大切になってくるので、少し大きめに底か頭を切り落とすくらいがよいようです。

4.手でさわれるくらいに冷めたら、包丁で底か頭の切込みから刃を入れて、皮をむきます。

包丁の入れ方

5.皮を包丁で向くのが難しい人は、冷凍をしてからむくと、渋皮も簡単にとれます。

6.もっと簡単にむきたいという人は、栗の皮むき専用の道具をおすすめします。

くりくり坊主という栗皮剥きの道具がホームセンターなどで売られています。2000円くらいだと思います。

CHECK!>>栗の皮むき くりくり坊主



ポイントを守れば安全に簡単に栗を調理することができます。耐熱容器に並べるので、あまり大量に調理するのには、向いていません。

では、たくさんの栗が手に入った場合はどうしたらよいでしょうか。

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栗のゆで方、圧力鍋で時短、簡単!

たくさんの栗を一度に調理したい場合は、圧力鍋がおすすめです。ふっくらと仕上がり、鬼皮も渋皮も簡単にむくことができます。

圧力鍋がないという人も、大体の手順は同じですので、参考にしてください。
ポイントは、レンジの調理と同じように、栗を水に一昼夜ひたしておくということです

圧力鍋はやっぱり速いです。

  1. 栗に切れ込みを入れます。
    キッチンばさみでとんがりを切り取るのが、簡単です。余裕がある人は、バナナの皮をむくようにとんがり部分を3方向にさいてみてください。
    むくときに、めちゃくちゃやりやすいです。水にひたしておく時間を長くしておくと、この作業もやりやすいです。
  2. 栗に水が被るくらい水を入れます。
    少し多目が安心です。
    水に浸した栗
  3. この時「ミョウバン」を入れると形が崩れにくく、色がきれいに仕上がります。
    塩でゆでた場合は、少し灰色がかった色に仕上がりました。
    ミョウバンを入れた時は、とてもきれいなクリーム色になりました。
    ミョウバンがない、入れたくないという場合は、塩を入れます。
  4. 圧力鍋をセットし、強火で加熱します。
    おもりがゆれ出したら中火にして3分間加熱します。
    圧力鍋の種類によって少し変わるかもしれません。少し固いようなら、剥いたあと、電子レンジで追加加熱もできます。
  5. 圧が下がったら(蓋に水をかけて急速冷却してもよい)蓋をあけ、ゆで汁ごと冷まします。
  6. 後は、レンジの時と同様です。

圧力鍋がないという方は、上と同じ要領で、強火で加熱、沸騰したら弱火でコトコト30分ゆでてください。

同じ条件でも、30分では固い、40分だとちょっとゆですぎということもあったので、栗によって加減してください。

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栗のゆで方の塩の量はどうしたらよい?

栗をゆでる時には、塩を入れる派と入れない派がいるようです。祖母は、塩を入れていませんでしたし、母は、塩を入れていました。

どちらでもゆでることに支障はないですが、わたしは、塩を入れる方をおすすめします。
そして、さらにおすすめの方法もあります。

栗の茹で方 塩

塩を入れる2つの理由は

1つは、あく抜きのためです。あく抜きの方法としては、栗を半日以上水につけるというものもありますが、塩を入れるとさらにしっかり抜くことができます。

2つは、味がよくなるからです。塩ゆでした栗をそのまま食べるだけで最高のごちそうになります。また、そのままごはんなどに入れて炊くことで、味付けもばっちりの栗ご飯ができます。

では、塩の量はどうしたらよいでしょうか。

栗500グラムに対して大さじ1(15グラム)くらいがベストです。殻がついた状態の重さですよ。

栗が半分くらいの量で塩も半分くらいなど、あまり厳密でなくても大丈夫です。薄味に仕上げておくことで、そのあとの調理もしやすくなります。控えめがおすすめです。

さらに、おすすめの方法。ミョウバン、クチナシ、砂糖は!

包丁の入れ方

栗を一度ゆでて皮をむいてみると分かることがあります。

  • 色があまりきれいではない。グレーのような感じになります。
  • 栗によって崩れやすい。栗の形にならない。

この2つを防ぐには、ミョウバンを入れてください。
茄子の漬物もミョウバンを入れると色よく仕上がりますよね。

ミョウバンを入れたい人は、塩の代わりに、1リットルあたり0.1グラム入れてゆでてください。

また、もっときれいな色を出したい!という人は、クチナシの実を煮出した湯に栗を一晩つけてください。

クチナシ

とってもきれいな黄色になります。栗きんとんの色ですね。自然の着色ですから、もちろん安全です。

味付けをしたいという人は、ゆで栗を、砂糖水や塩水に一晩つけると、よりお好みの味に仕上げることができます。
自然の甘味も美味しいですが、砂糖(はちみつ)水に一晩つけておくと、しっとり甘味を感じる一品になります。

保存もききますので、是非、お試しあれ。

まとめ

nainainainai

栗好きの一人として、今回は執筆しながら萌えました。栗を食べながら執筆しました(笑)
栗のゆで方には、様々な方法がありますが、栗の量や用途によって合った方法を選んでみてくださいね。

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