5月5日のこどもの日は、男の子の健やかな成長を願ってお祝いをする日です。
こどもの日のお祝いをいただくこともあるでしょう。初節句ならなおさらですね。
でもお祝いをいただいたら気になるのがお返しです。
今回はこどもの日のお祝いのお返しはどうしているのか、お返しの相場や時期についてもまとめました。
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こどもの日のお祝い返しはどうする?
こどもの日は男の子の節句です。我が家には女の子しかいないので、桃の節句の話になりますが、お祝い返しはしていません。
正直なところ節句のお祝いにお返しが必要ということも知りませんでした。
でもこれも地域性があるのか、私の両親に聞いても「節句のお祝い返しなんて聞いたことない。」と言っていまして、数人のママ友にも聞きましたが誰もしている人はいませんでした。
なので、地域やご親戚の習慣に合わせて行うといいと思います。
品物をお返しする場合は?
お祝い返しは「内祝い」と言います。
基本的には品物を送ることが多いようです。
好みがわかっている場合にはタオルやお菓子など、他には商品券なども喜ばれます。
こどものお祝いでいただいたものなので、こどもの名入れの品も人気があるようです。
CHECK!>>こどもの日 お返し 名入れこどもの日のお祝いをいただくのは子どもの祖父母や叔父叔母が多いと思います。世代が違うので好みも違いますよね。
「もしこどもの日の内祝いをもらうなら何がいい?」と祖母(私の母)に聞いてみると「タオルや物よりお菓子とか食べてなくなるものの方がいいな。」と言われました。
確かに、好みに合わない物をもらっても困りますもんね。
現実的な意見です。
商品券は金額がもろにわかるし、ちょっと受け取りにくいとのことでした。
曽祖母(私の祖母)に聞くと「小包装のお菓子がいい。」と言われました。
「小包装」というところがポイントですよね。いっぺんには食べられないからでしょう。
カタログギフトは選ぶのが面倒だそうです。
叔母(私の姉)に聞くと「お菓子なら百貨店に入ってるようなお店の物。タオルもうれしい。」ということでした。
子育て世代だとタオルもたくさん使うし、貰ってうれしいですよね。
祖母世代だと、内祝いの定番のタオルは既に家に溜まっているということがあるため、喜ばれないようです。
お菓子にしても、祖母世代は名入れのかわいらしい物を喜び、子育て世代は、名入れよりも有名店のおいしい物もが喜ばれるようです。
自宅に招く場合
こどもの日のお祝いでは、特に初節句の場合、自宅に招いてお祝いのお膳やお酒を振る舞うという家庭もあります。
その場合にはそのような物を用意するので、別に品物を送る必要はないようです。
ですが、後日お礼のお手紙や当日の写真などを贈ると喜ばれます。
お膳を注文したり、外食をするという人も多いでしょうが、自宅で用意する場合には、端午の節句のお祝い料理らしくするために「魚、たけのこ、赤飯、ちまき、柏餅」を用意すると良いでしょう。
魚は、ギャグのようですが、鯛=めでたい。鰹=勝男。ブリ=出世魚などが定番です。
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初節句 お返し 相場
お返しをするときに気になるのが金額です。
どのくらいの金額でお返しをする人が多いのでしょうか。
祖父母へのお返しは?
お祝いをしてもらうのは初節句の場合がほとんどだと思います。
祖父母からの初節句のお祝いには兜や鯉のぼりなど、大きなものをいただくという家庭が多いと思います。
金額はそれぞれですが、兜などの飾りをいただいた場合、金額は安くても5万以上です。高いと何十万という値段がするものもあります。
しかし、祖父母は孫が可愛くて用意します。お返しなど求めていない場合が多いようです。
自宅に招いてこどもの日のお祝いを一緒にしたり、頂いた兜や鯉のぼりなどを飾っているところを見せるだけでも喜んでくれるでしょう。
実際私も雛人形を買って貰っています。今回「お返しをしていなかったけど。」という話をしましたが「そんなのいらないよ〜。」と言われました。
でも自分の両親なら気軽に聞けますが、もしこれが夫の両親だった場合には気になりますね。
「お返しは必要ですか。」とも聞けないし、聞いて「いらない。」と言われても気になりますよね。
そのような場合には、ちょっとしたお菓子とお手紙に子どもの写真を添えて贈ると良いでしょう。
親戚へのお返しは?
お祝いの席に招き、お食事などでおもてなしをした場合にはお返しは必要ないと考える場合がが多いようです。
後日子どもの写真やお礼のお手紙を贈ると喜ばれます。遠方で来られない場合や、お祝いの席を設けない場合には、お祝いに頂いた金額の1/3〜半額の金額でお返しを用意します。
関東の方ではお祝いの品に柏餅を付ける習慣があるところもあるそうです。
それぞれ地域の習慣があると思うので、お返しを贈る前にご両親に地域の風習ややり方があるのか確認してみると良いでしょう。
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初節句のお返しをする時期は?
お返しをする時期も気になりますね。遅すぎると悪い印象を与えてしまう可能性があります。
お返しをする時期は?
お祝いの席に招いた場合、別で品物を送る必要はないと考える地域が多いようです。
その場合で、お礼のお手紙を贈る場合にはお祝いをした日から1週間以内に届くように出しましょう。
地域によってはお祝いの席に招くのは、お返しにならないと考える地域もあるようです。
その場合には手紙だけでなく品物も必要です。
品物を送る場合には、5月中には届くようにしましょう。
お返しは早いに越したことはないようです。お祝いをいただいたらできるだけ早くお返しの準備をしましょう。
熨斗の書き方は?
お返しには、熨斗紙を付けて送ります。
節句のお祝い返しは慶事なので「祝いのし」を使います。
紅白の蝶結びを付けて上段に内祝い、下段には子どもの名前を書きます。子どもの名前には名字を書きません。
お返しを郵送で送る場合には、差出人は親の名前を書きましょう。
まとめ
お返しも意外と奥が深いですね。大人のマナーとしてきちんとお返しができると素敵です。お祝い事は地域によってはやり方も違ってくるので、ご両親に尋ねてみることも大切です。