風邪をひきやすいこの季節。いろいろな症状がありますが、特に関節痛と熱ありで辛いというあなた。
でも、なぜ風邪をひくと悪寒や関節痛が起きるのでしょう?病院に行ってインフルエンザの検査を受けるも「陰性」で風邪の薬を処方されるけどよくわかりませんでした。
だから問い合わせて聞いてみました。そして多忙でなかなか病院に行けず、市販の薬を買おうと思うけど、どう選べばよいかわからない方にも、薬の選び方もご紹介しています。
参考サイト>>インフルエンザ予防接種はいつから赤ちゃんに!スポンサーリンク
風邪で関節痛が発症、熱あり
気温が下がり、空気が乾燥してくると風邪をひく人が増えてきますね。
関節痛がして、熱あり。これってただの風邪なのかそれともインフルエンザ・・・後者なら学校や仕事を休まねばならず、気になる所です。
インフルエンザ?それとも風邪?
どちらも様々な症状がありますが、インフルエンザなら風邪よりも重い症状になりますし、なにより深刻な合併症を引き起こす可能性があります。
周囲の人への感染を防ぐため学校や仕事を休まなければいけませんし、的確な判断が必要になります。
インフルエンザに特徴的な症状を挙げてみましょう。
発熱
一般的な風邪でももちろん熱が出ますが、インフルエンザの場合は前触れもなく、急に38度以上の高熱がでるのが特徴です。
そして数日間熱の高い状態が続くのもインフルエンザ特有の症状です。
悪寒、関節痛、倦怠感
のどの痛みや鼻水などの症状も出ますが、強い悪寒や関節の痛み、全身のだるさがインフルエンザの特徴です。
合併症
インフルエンザの場合、乳幼児は脳症など、高齢者は肺炎などの合併症を引き起こす危険性があります。
心配なら病院で検査を
15分ほどで結果の出る検査方法があり、インフルエンザと診断されればタミフルなどの抗インフルエンザ薬が処方され、早く症状を緩和しインフルエンザウイルスの増殖を抑えてくれます。
ただし体内のインフルエンザウイルスが少ないと検査で陰性となるケースもあり、症状が出てから12時間~24時間のタイミングで検査を受けるのが望ましいとされています。
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風邪をひくと関節痛が起きるのはなぜか
風邪の症状はたくさんありますが、節々が痛む関節痛は辛いものです。
そもそもなぜ、風邪をひくと関節痛が起こるのでしょうか。
お医者さんに聞いてみました
家内からも聞かれましたが答えられずにいます。
そして普段からの予防が大切ですね。」
引用元: 日経Goodayマイドクター
なるほど、ウイルスを攻撃しようとする体の働きの一環なのですね。
この医師によると、疲労・睡眠不足・栄養不足など体力低下の状態だとそれだけ症状も強くでることが多いとのこと。
風邪をひいたら栄養バランスの良い食事を摂り、ゆっくり寝て休養をとりましょう。
参考サイト>>風邪に効く飲み物と食べ物と言えばなに?!もちろん風邪の流行る季節になったら「うがい・手洗い・マスクの着用」を心がけて、予防することも大事です。
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風邪で悪寒と関節痛のとき薬は何を飲む?
風邪をひいたけど仕事でなかなか時間が取れず病院に行けない、とりあえず悪寒と関節痛を抑えたい・・・
そんな時は市販薬の総合感冒薬で「かぜ症候群」の諸症状を緩和しましょう。
でも市販薬は種類がありすぎてよくわからない!という方に、薬の選び方をご紹介します。
風邪薬選びのポイント
薬局やドラッグストアには必ず薬剤師さんがいますので、基本的には症状などを相談してお勧めの風邪薬を紹介してもらうのがベストです。
もし自分で選ぶなら、次の3つのポイントで選んでみましょう。
CHECK!>>かぜ症候群の諸症状の緩和に総合感冒薬1.かぜの諸症状で総合感冒薬を選ぶ
風邪は原因となるウイルスや菌の種類が200種類以上あり、症状も様々。
また市販薬は風邪そのものを治療するものではなく、症状を抑えるもので種類もたくさんあります。
鼻(鼻水、鼻づまり)の風邪、発熱(熱、関節の痛み)、のど(咳、痰、のどの痛み)など、自分の症状にあった成分がパッケージに記載されていることが多いので見てみましょう。
悪寒や関節痛がある場合、熱や痛みに効果のある「解熱鎮痛薬」が適しています。
成分としては下記のものが挙げられます。
- ピリン系・・・イソプロピルアンチピリン
- 非ピリン系・・・アスピリン、アセトアミノフェン、イブプロフェン
これらはのどの強い痛みにも効果が期待できます。
2.風邪をひいたタイミングで選ぶ
今は風邪のひき始めなのか、症状が長引いている所なのか・・・タイミングによって選ぶ薬も変わってきます。
葛根湯は、箱を見ると効能の欄に「風邪のひき始め」や「感冒の初期」などの表記があります。
ある症状だけの場合、治りかけてきたけれど咳や鼻水だけが残っている場合などは総合感冒薬ではなく咳止め、鼻炎の薬などその症状に効果のある薬を選ぶとよいでしょう。
症状があまりにも長引く、いったん改善したけれどまたぶり返すなどの場合は他の病気も疑われるので病院を受診した方がよいですよ。
3.自分に合った飲み方を選ぶ
いくつかに絞れてきたら後は一日に飲む回数、薬の形状など、自分の生活パターンや好みに合わせて選びましょう。
- 回数
お昼に飲むタイミングが難しい場合、一日に2回飲めばよいという薬もあります。また仕事中に眠くなるのは困るという方には朝と夜で入っている成分の違うものもあります。(朝飲む分には眠くなる成分は入っていない) - 形状
市販薬にも錠剤・カプセル・粉薬などいろいろな形状があります。漢方などでは溶かして飲むタイプのものもあり、自分に合った飲みやすさや好みの形を選ぶとよいでしょう。薬をくるんで飲みやすくするゼリーなどもあります。
まとめ
アレルギーがある方、他にも薬を飲んでいる方、薬を飲んでもなかなか症状が改善しない場合はしっかり薬剤師に相談するか、医療機関を受診しましょう。
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