結婚式は親から巣立っていく特別な一日。これまで大切に育ててくれた両親に、感謝の気持ちを込めてプレゼントを渡したいですよね。
定番のお花はもらって嬉しくない人はいないのですが、人とはちょっと違う、自分らしさを取り入れた「手作り」のものを贈るという新郎新婦が増えているようです。
家族の思い出に残ること間違いなし、素敵な手作りプレゼントのアイディアと相場をご紹介するとともに「いつ渡す」のが良いのかも提案しています。
結婚式で両親へのプレゼントを手作りしたい!
結婚式で両親に世界で一つだけの手作りプレゼントを贈りたいけれども、一番身近な両親だけに、いざとなると何が喜ばれるのか悩んでしまいますよね。
先輩花婿・花嫁はどんな手作りのプレゼントを贈っているのでしょうか?
筆者が実際に見たもの、人気のあるアイテムをピックアップしました。
思い出を手元に残して!世界で一冊の手作りアルバム
家族の大切な思い出を振り返るには、写真の力が絶大です。
子供の頃からの成長をまとめたアルバムを手作りしてみてはいかがでしょうか。
市販のアルバムを今はやりのスクラップブッキング方式であなたらしく飾り付けたりメッセージを入れたり・・・
飾りつけに使うアイテムは100均などでもいろいろな種類のものが手に入ります。
「最後のページは結婚式の写真を入れてもらうために空けておく」というアイディアもあり、結婚式の後も両親がアルバムを眺めながら思い出を語り合う姿が目に浮かびます。
あまり時間をかけられない!という人はネットで注文できるフォトブックが便利です。
CHECK!>>mybookで結婚式で両親に感謝を手作りプレゼント手作り体験教室で、楽しくプレゼントづくり
筆者が列席したある結婚式で、家業を継ぐ木工職人の新郎が手作りの鍋敷きを両親にプレゼントしているのを見たことがあります。
職業人としても育ててくれた感謝の気持ち、そして自分の仕事を親に認めてほしいという新郎の気持ちが感じられてとても感動的でした。
「そんな手に職はないし・・・」という方も大丈夫。プロが教えてくれる手作り教室もいろいろあります!
陶芸教室
やっぱり毎日の生活で使えるものを贈りたい!という方にお勧めなのは陶芸作品。ちょっと形がいびつでも、土の温かみと共に二人からの感謝の気持ちが伝わります。
夫婦茶碗や湯飲みなど、ペアで使えるものは「これから夫婦二人で仲良く過ごしてください」というメッセージも込められますね。
ブライダル向けの体験を開催している教室もたくさんあるので、チェックしてみましょう。
CHECK!>>うづまこ陶芸教室プリザーブドフラワーに気持ちを込めて
人気のプリザーブドフラワーは教室もたくさんあります。
アレンジによってはかさばらず持ち帰りもしやすいですし、自宅でインテリアとして長く楽しめるのでお花が好きなお母さんにはきっと喜んでもらえますよ!
CHECK!>>リリーオブザバレイ両親の名前入り オリジナルグラス
ガラスの表面に砂を吹き付けて文字を掘る「サンドブラスト」で、結婚式の日付や両親の名前、二人からのメッセージを入れたオリジナルのグラスを作ることができます。
ビアジョッキやワイングラスなど、形も選べるので両親のスタイルに合わせて選ぶのも楽しそうですね。
CHECK!>>ゆう工房アイディア勝負!感動のペーパーアイテム
結婚式に両親へ「お名前ポエム」で感謝を
近年人気なのが、両親の名前の文字から作成する「お名前ポエム」。
ネットなどで注文することもできるのですが、子供であるあなたしか知らないエピソードや思いを込めて自作してみるのもいいですね。
渡すときには自分でポエムを読み上げると、両親の感動も倍増ですよ!
CHECK!>>「お名前ポエム」で両親へ感謝と記念を両親に「子育て卒業証書」を贈り感動を
筆者が実際に見て感動したのが「子育て卒業証書」
卒業証書の文面を活用し、これまで育ててくれたことへの感謝や子育てにかかった日数(生まれてから結婚式当日までの)を入れて作ります。
これを両親の前で読み上げ、贈呈していました。親族席も涙、涙の感動シーンでしたよ!
「家族新聞」で両家の絆をより強く両親へ伝えたい
もう一つおもしろかったのが、手作りの「家族新聞」
無料のテンプレートがあり、そこに写真や記事を入れて作成します。
一面は二人の結婚スクープ。二人のプロフィール、家族の歴史なども記事風に載っていました。
CHECK!>>「家族新聞」マイクロソフト オフィス手作りプレゼントで注意したいこと
手作りプレゼントは二人が実際に制作する時間のほかに仕上げにかかる時間もあって、配送までに1か月以上かかることも。
結婚式の直前は何かと忙しくなるので、余裕をもって準備するようにしましょう。
結婚式で両親へのプレゼントの相場って?
両親に手作りできるプレゼントっていろいろありますね!
でも気になるのは相場。結婚式は他にもお金のかかることがたくさんあるので、予算をしっかり決めて検討しましょう。
みんなの予算ってどれくらい?
先輩花婿・花嫁へのアンケートによると、両親へのプレゼントにかかった費用は1万円~2万円が最も多く、およそ3割でした。
また、花束に添えてプレゼントを渡す新郎新婦も多く、その場合はもう少し予算を抑える傾向にあるようです。
「招待客の前であまりに晴れがましいプレゼント(高額な金券、家電製品など)は気恥ずかしい」という両親の意見もあり、お金をかければよい、というものでもないようです。
結婚式で両親へのプレゼントはいつ渡す?
せっかく手作りした両親へのプレゼント。結婚式のどのタイミングで渡せばいいでしょうか?
感動のラストシーンで
一般的な結婚式の流れでは、新婦のお手紙に続き両親への花束贈呈シーンが設けられています。
なかなかスポットの当たらない両親に向けて、新郎新婦が感謝の気持ちを表す貴重な時間です。
プレゼントを渡すならこの時間に、花束に替えてというのが一番自然な流れではないでしょうか。
渡し方のポイント
せっかくの手作り品なので、ゲストの皆さんにも見てもらえるよう、ラッピングにも工夫してみましょう。
透明のパッケージに入れたり、ポエムなどは箱から出して中が見えるようにすると注目度もアップです。
司会者にプレゼントの内容、選んだ理由も紹介してもらうと二人の気持ちが伝わります。
アルバムはお見送りの時に飾ってゲストの皆さんに見てもらってもよいですね。
まとめ
両親の好みを一番わかっているのは子供であるあなた!
世界でひとつの手作りプレゼントで、家族の絆もより強くなりそうですね。