初めての桃の節句となると「どのようなお祝いの言葉をかければいいのか。」「喜ばれるプレゼントは何だろう。」「いつ渡すのか」などわからないことばかりですよね。
「桃の節句」というとピンと来ない方も多いでしょうが、桃の節句とは、3月3日、雛祭りのことです。
女の子の健やかな成長を願ってお祝いをします。
今回は初めての桃の節句を迎える子どもへのお祝いの仕方についてご紹介します。
参考サイト>>雛人形の飾り方で時期といつから飾ってるの?スポンサーリンク
桃の節句に贈るお祝いの言葉は?
桃の節句では、お祝いでお金を包んだり、プレゼントを渡したりすることもあるでしょう。
そのときに品物だけでなく、お祝いの言葉を添えるともらった側も嬉しいものです。
しかし、お祝い事なので相応しい言葉やNGワードがあります。
桃の節句は女の子の健やかな成長を願ってお祝いするものなので、基本的には無事に産まれて、順調に成長していることへの喜びと、これからも元気に育ってもらいたいという願いを書きます。
せっかくお祝いをするのに失敗しないためにも桃の節句に相応しいお祝いの言葉を知っておきましょうね。
相応しい言葉とNGワードは?
桃の節句に贈る言葉で相応しいのは「健康、健やか、元気、可愛い、愛らしい、成長、夢、幸せ」など縁起の良い言葉です。
春をイメージさせるような「桃色、花、春」などもいいですね。
一方で、NGとされているのはネガティブな言葉です。
例えば「死ぬ、絶える、亡くなる、病気、怪我、事故、切る」などです。
気付かないうちに使ってしまうことがあるので注意が必要です。
例えば「大きな病気や怪我をすることなく大きくなってくださいね。」と「元気で健やかに成長してくださいね。」というのは意味は同じです。
ただ前文には「病気、怪我」というネガティブな言葉が入っています。なのでお祝いの言葉として相応しくないということになります。
子どもに向けて贈る言葉と両親に向けて贈る言葉
メッセージカードなどで言葉を贈る場合、子どもに宛てて書いていても読むのは両親です。
パパもママも子どもの初節句は無事に産まれてきてくれて、順調に成長してくれたことへの喜びでいっぱいです。
ただ、慣れない子育てで大変だった時もあったでしょう。そこで両親への労いの言葉を入れるのも喜ばれるポイントです。
文例を挙げると
○○ちゃんへ
初節句おめでとう。すくすくと成長して、にこっと笑う笑顔のかわいい女の子になったね。パパとママの愛情をたくさん受けて、優しい素敵な女性になってね。
ご両親へ
お子さんの初節句おめでとうございます。ここまで大きくなったのはご両親の愛情の賜物ですね。これからも健やかに成長されることを祈っています。
このような感じで、子どもへと両親へ分けて書くと書きやすいですね。
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桃の節句のお祝いに渡すプレゼントは何がいい?
桃の節句のプレゼントといえば雛人形です。
雛人形は母方の祖父母から贈られるというのが一般的なようですが、最近ではマンションなど部屋の広さなどの事情から雛人形は飾れないというご家庭も増えています。
また、一昔前は親戚からはケース入りのお人形や羽子板などが贈られていたようですが、こちらも場所を取るし、最近ではあまり見かけられなくなりました。
我が家でもそういう話があったのですが、正直なところ好みに合わないし、置き場所に困るのでお断りしました。
どうせお祝いをするのなら喜ばれるものを送りたいですね。
「吊るし雛」って置き場を選ばない
小さな花、うさぎ、米俵など様々なお人形が吊るされている吊るし雛。
コンパクトだし、見た目もかわいらしいのでプレゼントに人気の品です。
価格も数千円で購入できるので、親戚の子どもに贈るのにちょうどいいですね。
吊るし雛はただかわいらしいだけでなく、そのお人形ひとつひとつに意味があります。
例えば花は子どもが花のように可愛くなるように。うさぎは赤い目のうさぎは、病気を治す力があると信じられていましたから。米俵は食べ物に不自由しないように。などとても奥が深いものなのです。
子どもがもう少し大きくなってきたら意味を教えてあげたりするのも楽しいですね。
一般的なものは吊るすタイプですが、床に置タイプ、台付きタイプもあります。
CHECK!>>いろんな「つるし雛」を見る
被布着が人気です
最近とても人気があるのが被布着です。
我が家も姉から初節句のときにプレゼントしてもらいました。
コンパクトさ、可愛さ、価格など現代の桃の節句のお祝いにピッタリだと思います。
そして被布着は実際に着ることもできます。
1才ころまでは一枚で羽織らせてもワンピースくらいの丈になります。3才ごろまでは被布着として着られるので七五三で着ることもできます。
初節句でいただいた被布着を七五三で着ている姿を見ると、その成長に感慨深いものがあります。
もちろん着ないときは、雛人形の脇に飾りとして、置いておけます。
CHECK!>>いろんな「被布着」を見る
やっぱり現金がうれしい?
本音を言うと現金は助かります。自分たちで好きなものを買うことができるし、お返しをする側になったときにもいくら返せばいいかわかりやすいので。
相場は祖父母は30000〜100000円、兄弟は5000円〜10000円、親戚は5000〜10000円です。
祖父母が高額なのは、雛人形は祖父母から贈られることが多いので、雛人形を買う金額を包むためです。
ウォールステッカーで「ひな祭り」を演出
毎日が子育てや仕事で忙しいママの中では、忙しすぎて「ひな祭り」のイベントができないという方もいることでしょう。
また、お子様も小さくせっかく飾ったお雛様を壊されないかと心配したり、そもそも「飾る場所」がないこともありますよね。
そんな時は、「ウォールステッカー」でひな祭りを考えてみませんか?
簡単にご自宅の壁にひな祭りのステッカーを貼ることができて、簡単にはがせます。工夫次第ではゴージャスな雛人形を飾ったような演出が簡単にできてしまいます。
CHECK!>>いろんな「ウォールステッカー ひな祭り」を見る
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初節句のお祝いはいつ渡す?
初節句のお祝いを渡す時期ですが、それは渡す物によって変わってきます。それぞれのパターンについて解説します。
品物を贈るなら桃の節句の1か月前
初節句の場合、祖父母から雛人形が贈られることが多いです。
桃の節句は3月3日ですが、雛人形は2月4日以降で日の良い日に飾られます。
そのため、1月下旬から遅くても2月上旬までには届くように贈る必要があります。
親戚が吊るし雛や被布着などを贈る場合にも2月上旬から中旬までに届くようにすると良いでしょう。
現金を贈る場合には
祖父母が現金を贈る場合には、雛人形を購入することを考えると1月中に贈ると良いでしょう。
兄弟や親戚の場合には、雛祭り当日で良いです。お祝いの席に呼ばれたときに渡すようにしましょう。
日柄
日柄なんて気にしないと言う人も多いですが、とても気にする人もいます。
桃の節句はお祝い事です。そのため、贈る場合には自分は気にしないタイプだったとしても相手のことを思って日柄を見るようにしましょう。
しかし、なかなか日柄の良い日に渡すことができないこともありますよね。
その場合には「日柄の良い日に開けてね。」など一言添えるといいですね。
まとめ
いかがですか?初節句は用意するのもうれしくてワクワクしますね。桃の節句の飾りはどれも華やかでかわいらしい物ばかりです。みんなで子どもが産まれてきた喜びと、これからの健やかな成長を祈りましょうね。