クリスマスシーズンに作る素敵なお菓子の家には名前があって、その由来はもあるのはご存知ですか?
さらにクリスマスのお菓子として有名な伝統のスイーツも合わせてご紹介します。今年は手作りスイーツで本格的なクリスマスを楽しんでみましょう!
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クリスマスに作るお菓子の家には名前がある?
クリスマスシーズンになるとイベント会場やショーウィンドウの装飾などあちこちでお菓子の家を見かけてワクワクしますよね。じつはあのお菓子の家には名前があるんです!知っていましたか?
お菓子の家の一般的な名前は「ヘクセンハウス」
一言に「お菓子の家」と言っても、小型の可愛らしい家から2回建ての大きな家、さらにはたくさんのカラフルなお菓子を使ったゴージャスな家など、種類は様々。
また、欧米ではポピュラーなレープクーヘンという香辛料入りのクッキーを主に使用するため、「レープクーヘンハウス(Lebkuchenhaus)」とも呼ばれます。
お菓子の家にはこんな種類がある!
お菓子の家は欧米国を中心に世界中で作られ、コンテストを開催している地域まであるんです!
基本的にはレープクーヘンやジンジャークッキーなど少し固めの香辛料入りクッキーを使用し、砂糖とメレンゲ(卵白)で作ったアイシングで接着して立体に仕上げられます。
さらにレベルの高いものになると、グミ・チョコレート・キャンディ・砂糖菓子などあらゆるお菓子を使ってカラフルで可愛い家に仕上げられます。食べ物とは思えないほど豪華で素晴らしい家ですね!
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クリスマスに作るお菓子の家の由来は?
お菓子の家「ヘクセンハウス」ってどんな意味があるのでしょうか?
また、お菓子の家といえばクリスマスに見かけることが多いのですが、それは何故でしょうか?
ヘクセンハウスの意味は「魔女の家」
ヘクセンハウス(hexenhaus)」を直訳すると「魔女の家」となります。
グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」に登場する魔女の家がお菓子で作られていたことからこの名前が付いたと言われています。
「本当は怖いグリム童話」とも言われるように、この童話は決してメルヘンで可愛らしいだけのストーリーではないので、お菓子の話としては詳細を控えることにします。興味のある方はぜひ本を読んでみて下さいね。
CHECK!>>絵本 ヘンゼルとグレーテル始まりは無病息災祈願から?
お菓子の家が作られる時期はなぜクリスマスシーズンが多いのでしょうか?
こちらは諸説あるようですが、一説には元々クリスマスが冬至を祝う行事だったことが関係しているようです。
冬の寒い時期に風邪などで体調を崩すことがないように、体を温める作用のあるジンジャー(生姜)など香辛料を入れたクッキーを食べて無病息災を祈願したことが由来で、そのクッキーを組み立ててお菓子の家を作る習慣が始まったと言われています。
可愛く楽しく作って美味しく食べて、体にも良いなんて嬉しいこと尽くしですよね!
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クリスマスのお菓子で有名な伝統スイーツは?
クリスマスシーズンには他にも有名なスイーツがあります。お家で簡単に作れるレシピも合わせてご紹介します!
ドイツの有名な伝統スイーツ「シュトーレン」
全体が粉糖で真っ白にコーティングされたスイーツを知っていますか?
これは「シュトーレン」と呼ばれ、ドイツでクリスマスまでの待降節の4週間に少しずつ切り分けて食べるという習慣がある菓子パンです。
クリスマスと言えばドイツのクリスマスマーケットが有名ですが、日本でも開催されている所が多数あるので、そこで販売されているのを見かけたことがある方も多いかもしれません。
中にはドライフルーツやナッツなどが練り込まれ、日が経つにつれてドライフルーツの香りがしっかりと生地に浸透していきます。何度食べても次が楽しみになりそうですね。
CHECK!>>「シュトーレン」ドイツの伝統スイーツを見る自分で作れる簡単レシピ!
「これ見たことある!」という方も「初めて見た!」という方も、ぜひ食べてみたいと思いませんか?
クリスマスまでに家族や友達と切り分けて食べながらカウントダウンして待ってみるのも楽しそうですね。難しそうなイメージがありますが、クックパッドでは家で簡単に作れるレシピも多数紹介されています。
ぜひ挑戦してみて下さい!きっと本格的なクリスマスを味わえますよ!
参考サイト>>[「シュトーレン」簡単な作り方まとめ
クリスマスに作られる「ヘクセンハウス(魔女の家)」は、クッキーに香辛料を練り込むことで体を温め強くする働きも期待できます。
有名な伝統スイーツ「シュトーレン」を手作りして、みんなでクリスマスまでのカウントダウンを楽しみましょう!