夏休みの自由研究で小学生の低学年を持つ親は誰でも一度は悩みます。子供達は、待ちに待った夏休みだけど、楽しいはずの夏休みも一変!
「何をやったらいいのかしら!」
「どうやったらいいのかしら?」
と、親御さんが悩んでしまう、よくあるケースです。
子供たちが興味を持って取り組む自由研究にしたいけど、まかせると課題が決まらないし完成しない。親はどこまで手伝えばよいのかわからなくなります。
夏休みが終わりに近づくと切羽詰まって焦らないように「低学年でもできる課題や親の手伝い方、まとめ方」教えます。
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夏休みの自由研究、小学生の低学年はどうしたら良い?
待ちに待った夏休み。遊んでいる時、お出かけしている時、
頭をよぎるのが、「夏休みの宿題」です。
夏休みの宿題を思い出すと、親子の会話は…
「夏休みの宿題は、何があるの?」
「漢字と算数のドリルと読書感想文…あと夏休みの自由研究もあるよ。」
「自由研究もあるの?何かやってるの?」
「え…。」
本当だったら、自由な学習なのですから、楽しいはず…
でも、このように自由研究を難しく感じたり、面倒に感じたりするのは、
何をしたらよいか決められない!からですよね。
いつもは、やるべき課題が決められている子供たち。やり方を示してもらえる子供たち。
だからこそ、自由研究は「何をするか決めるという学習」と言っても過言ではありません。言い換えれば、研究課題を決めれば、自由研究が半分終わったのも同然ということです。
低学年の自由研究、「何をするか」は親子で!
自由研究で「何をするか」は、大人も悩むくらいですから、子供も悩みます。決める段階では、親がたっぷりお手伝いすることで、準備も製作もスムーズになります。
自由研究だから、自由にやらせればよい。そう思っていると…
- 夏休み終盤、作品が仕上がらない!
- 次から次に、材料購入。結果、すごくコストがかかった!
- ペットボトルが20本必要!今からじゃ準備できない!
まずは、子供の興味・関心をリスニング!
大人が勝手に決めるのではなく、次のような方法で、たっぷりお手伝いしてあげてください。
①何に興味があるか、親が子供にリスニングをしてあげます
すぐに答えられない子は、教科ごとに好きなものを挙げさせてみましょう。
生活科などの教科書を開き、「どのお勉強が面白かった?」など聞いてみるのもよいでしょう。
②完成や研究の結果をある程度リサーチしておく。
自由研究に取り組んだ後、成果がはっきりとわかりやすいものであると、まとめもしやすいです。
終わったけど、結果がよくわからない、仕上がらなかったでは、提出することはできませんし、教室で飾ることになったらかわいそうです。
③お子さんの興味・関心にあった課題をいくつか提示し、子供が選ぶ。
お子さんの興味が○○系なのかによって、検索ワードを絞りインターネットで調べます。
- 植物観察系→食べて残った種をまく、花びらで色水作り、植物写真集
- 社会科系→車調べ、旅行記録、国調べ
- 算数系→長さ調べ、九九表作り(2学期の学習を先取り)
- 国語系→習字、絵本作り
- 家庭科系→アイスクリーム作り、昔のお洗濯を経験しよう
などなど
膨大なアイデアがありますので、自由研究に特化したサイトで調べると効率的です。楽しそうなものでも、低学年には難しいものもあります。
うちの子でも何時間、何日でできそうというものを親御さんがピックアップしておいてください。
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夏休みの自由研究、小学生におすすめのイベントは?
それでも、うちの子って何に興味があるのか分からない!という方は、イベント型自由研究をおすすめします。旅行やお出かけ中は、お楽しみモードになっていますから、楽しみながら思い出も作れて、自由研究も仕上がれば、一石二鳥ですよね。
自由研究におすすめのイベント
ホテルや旅館によって、自由研究に使える様々なイベントを企画しています。
- 工作…押し花や絵付け体験など、室内で作品を仕上げられます。
- 自然観察…豊かな自然の中で、自由研究の題材に使えるものを学べます。
- 昆虫採集…採集した昆虫を持ち帰って観察できます。男の子におすすめです。
- 歴史・伝統…京都や日光などの歴史を学べば、社会科の成績も上がるかもしれません。
- 天体観測…大自然の中で、星の観察。ガイドさんが説明しているところもあります。
- 磯遊び…釣りをした後は、調理、食べるなどの経験もできます。
テーマパークでも様々なイベントを企画しています。
- 動物ふれあい…実際に触れ合って、写真をとったり、絵を描いたりできます。
- 工場見学…食品などの調理過程を見たり、試食したりできます。
- 調理体験…アイス、こんにゃく、ケーキなど、お子さんでも美味しく作れます。
- クラフト体験…サンドグラス、天然石のブレスレット、器作りなど、お子さんの器用さで選べます。
旅行先を決める前に、各地の様々なイベントをチェックしてみてくださいね。
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- カリキュラム/教材
ドラゼミの学習量は「1日2~4ページ」で「約10分 ✕ 学年」が目安。無理なく続けられるので継続できて確かな学力が着きます。 - 作文・図形
ドラゼミは他の通信教育と違って図形と作文に力を入れて発想力と表現力を伸ばします。 - 個別担任
手書きで添削する個別担任制がドラゼミの特徴、一文字一字を丹念に書きお手本となる正しい日本語で指導 - サポート
「ドラゼミテキスト」や添削テストにはドラえもんたちがたくさん登場、一緒に考えながら問題を解けるので「やる気」が出ます。 - 学習応援
毎日の学力アップだけではなく生活アドバイスで、子供の健やかな成長を支援します。
夏休みの自由研究、小学生にもできるまとめ方!
いよいよ、「何をするか」が決まりました。これで自由研究は半分終わったのも同然です。でも、自由研究の最終目的は、提出することです。
「どうまとめるか」ちょっとした工夫で見せる自由研究になります。
製作・体験の様子を激写!たくさん写真をとって!
作品や研究対象を写すだけでなく、お子さんが製作・体験している様子をたくさんとっておきます。
作品を製作する場合は、準備している時、作っている時、出来上がった時、作品をもってお子さんをパチリ。実験をする場合は、実験方法を勉強している時、実験している時、実験結果の証拠写真、博士のポーズをしてパチリ
これらの写真を、見せる自由研究のまとめ方に生かします。
写真と付箋で実況中継!
まとめる段階で、写真を見ながら、感想を付箋にメモしていきます。
次のような順番で質問していくと、立派なレポートが仕上がります。
例えば、実験の場合
- 準備している時、どのような結果になると思っていたか。(予想)
- 実験している時、実験の手順を写真を見ながら説明。
- 実験をして後、どのような結果になったか、事件をした感想。(考察)
- これから実験してみたいこと、知りたいことなど。
写真を見ながら実験を振り返り、付箋メモと合わせれば実験レポートの完成です。
自由研究の模造紙の大きさとメリットは?
ここで、注意したいのが、模造紙の大きさです。
学校へ子供が持っていくこと、教室に飾ることを考えると、あまり大きくない方がよいと思います。大きくてもA3を2枚分くらいでしょう。
さらに、もう一つ大きなメリットがあります。
自由研究はただ飾られるだけでなく、友達と紹介し合うことがあります。発表する時には、模造紙を黒板に貼り、指さし棒で写真を指しながら、メモを読むだけで立派な発表になります。
クラスのお手本になること間違いなし!?ですね。
まとめ
テキスト低学年で自由研究の取り組み方を覚えてしまえば、その後も生かすことができます。
低学年で自由研究が褒められれば、その後は自由研究が待ち遠しい!なんてお子さんに育つかもしれませんね。
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